工事の原価管理の現状
工事の原価管理はどのようにされていますか?カシオは今年、中小規模の工事業様に「原価管理は今、どのようにされてますか?」 この様に、43%の方は、原価管理をされていませんでした。では、なぜ原価管理をしないのでしょうか?。理由も聞いてみましたので、以下をご覧下さい。 |
なぜ、工事の原価管理をしないのですか?
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原価管理を行っていない為、工事物件で赤字が出てしまった
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経理と原価管理を区別する工事の原価管理は、経理業務の中で行うと思われがちですが、実は「原価管理」というのは「経理業務」とは全く別物なのです。経理業務では、通常、毎月の請求書を現場毎に振り分けて、工事原価を集計し、その集計データを工事台帳に記入します。その工事台帳(集計結果)の報告を経営者へ行います。(会社によっては、流れは若干違うかもしれません) 工事原価管理とは、経理業務を行う前の段階で、行う業務なのです。毎日の作業日報を作成する中で、実績の把握、原価の予想を行い、その時点で赤字になりそうであれば経営者へ報告し、赤字を防ぐ対策を打ち、現場の改善を行う。これが、原価管理の目的です。 カシオの工事管理システムは、忙しくて原価管理が出来ない会社様のことを考え |
手書きの工事日報例カシオは、工事管理システムを開発する上で、様々な工事業様に訪問をし、色々な悩みや問題を聞いてきました。そこで参考の為に、手書きで工事日報を作成している会社様に、 |
▼画像をクリックすると画像が拡大表示されます▼ 左が塗装工事業A様の工事日報で、右が電機設備業K様の工事日報です。 |
原価管理を行い、赤字を防いで利益を出す為の、6つの心得カシオでは、この工事管理システムを開発するまでに、たくさんの工事業様へ訪問し、聞き取り調査を行って参りました。黒字が出ている会社の原価管理のコツや、赤字続きの会社の問題点とその解決法など・・・。これまで収集したデータによると、6つの心得を実践することが出来れば、必ず利益が上がるということが分かったのです。以下をご覧ください。
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